日経新聞の蓮實重彦氏のコラムが妙な感じがするんだけど
1日付の日経新聞に蓮實重彦氏のコラムが掲載されているのだけど、内容がなんかちょっと変(な気がする)。
4月15日は米メジャーリーグでは「ジャッキー・ロビンソン・デー」だ。
黒人初のメジャーリーガーで、その活躍が同国における人種差別撲滅に大きく貢献したとされるジャッキー・ロビンソン選手に敬意を表して、同選手の背番号42はリーグ全体の永久欠番になっている。同選手が60年前の4月15日にデビューしたことに因んで、毎年この日は多くの選手が42番を背負ってプレーするのが恒例となっている。
コラムでは導入部でこのことを説明し、さらにマリナーズのイチローが、この日何人かのチームメイトが42番を付けるなか、通常通り背番号51を背負ってプレーしたことにふれ、その第一の理由は、イチローが重要なのは背番号を42にすることではなく敬意の問題であると位置づけているからと紹介。
で、問題は次。
蓮實氏はさらにもう1つの理由として、「ヤンキースとこじれ、契約が宙に浮いている状態のバーニー・ウィリアムズの背番号51への敬意からでもあったはずだ」としている。
え。
ホントですか。違和感かなりあるんですが。
取材して、何か根拠らしいものを得てるのかなあ。
イチローがバーニーに敬意を抱いているのはよく知られてるけど、だからといってコレ? ここで挙がってる2つの理由は、そのポリシーとしてはある意味正反対だと思われるんだけど…。
正直、全然ピンとこない。この奇妙はストーリーは世間一般にはOKなのかな。うーん、変だ。