「アメリカン・アイドル」

放送4回分ほど撮りためていたFOXの「アメリカン・アイドル」」(原題 -American Idol-)のシーズン6を視はじめる。まだ全米各地のオーディション段階だけど、2回分を見終わって、ようやく何となく番組の楽しみ方が掴めはじめてきた。この分だと、まずまず面白く視続けられそうだ。
この番組を知ったのは、たぶん普通とは逆のパターンで、まず先に「アメリカン・ダンスアイドル」(原題 -So you think you can dance-)を知り、これに魅せられて、その流れで本家の「アメリカン・アイドル」の方も今シーズンから視始めた次第。
ただこの2つの番組は、表面的には似てるけど、中身はどうもずいぶん違うもののようで、どこに面白さを感じればよいのか、最初はちょっと戸惑った。いや、もちろん「違う」のは当たり前なのだが、何というか、参加者の目というか、参加者に対する番組サイドの微妙に斜に構えた態度というか、そういうもので最終的にカタチづくられる番組の「空気」全体が、なんとも微妙な感じなのだ。
理由は、まだよくわからない。何でなんだろう?
乱暴な推論を1つ挙げるとすると、アメリカのショービジネスにおける「ダンサー」と「シンガー」、それぞれが成功した際に得る金額の違いが、2つの番組に、あるいはそれぞれのオーディション参加者のスタンスに大きく影響を及ぼしている点はありそうな気がする。けど、これも根拠薄弱。2つの番組を視てきた方に、この辺の意見をぜひ聞いてみたい。
当初の期待とは少し方向は違ったが、番組として面白そうなのは確かなので、もうしばらく視続けてみよう。