板尾創路「板尾日記2」(リトルモア)
久しぶりにテレビで板尾創路をみた。
悶絶。
しかも結構長い時間連続で。
いやほんと水準高い。その高さがもう十何年も一貫して変わらない。驚嘆した。
出ていたのは、昨夜の「やりすぎコージー」終わりの「本番でーす!」(テレビ東京)。この番組は一種のシットコムで、メインに宮川大輔、藤井隆を据え、ゲストも毎回それなりのクラスとコマは揃っているのに、台本やゲストの持ち込みネタの練りが大抵甘々で、緊張感途切れまくりのちょっとビミョウな番組。いつも最後まで見続けることができないのだが、昨夜は違った。さすがだ、板尾さん。緊張感が途切れない。アドリブに無駄がない。表情や視線だけで魅せる。もちろんワーディングも絶品。どんなフィールドでも異常に完成度の高いパフォーマンスを実現するその実力に改めて脱帽する。
で、本書は前作に続く第2弾。
- 作者: 板尾創路
- 出版社/メーカー: リトル・モア
- 発売日: 2007/03/26
- メディア: 単行本
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「嫁」との関係性が相変わらず心地いい。あと、一部のスタッフや昔からの芸人仲間への信頼がところどころで滲み出ているところが好きだ。少し煮詰まったときに読むとそのあとちょっと心が落ち着く感じさえする。読み方を間違えてるかもしれないけど。
昨夜の番組で、本書P168の板尾作詞「ゴッドファーザー」の朗読と生歌が披露されていた。本、朗読、歌と3段階で楽しめた幸運に感謝。